AGE(老化物質)をやっつけろ!
AGE(終末糖化産物:Advanced Glycation End Products)とは、
体内の「タンパク質」と「余分な糖」が体温によって結びつき、
劣化して変性した強力な老化物質のことです。
体内の細胞や組織が焦げ付いた状態になるため、
AGEができる現象は**「体の焦げ(糖化)」**とも呼ばれています。
AGEが発生する2つの仕組み
体内で作られるAGE(体内発生)
ごはんやスイーツなどを食べて血液中の糖分(血糖値)が高くなると、
血管や皮膚、臓器を作っているタンパク質と糖がくっつき、
時間をかけてAGEへと変化します。
●食べ物から体内に入るAGE(体外摂取)
食材(特に肉などのタンパク質+脂質)を高温で調理(揚げる・焼く)したときに発生します。食べたAGEの約10%は体内に吸収され、蓄積していきます。
●体内にAGEが溜まるとどうなる?
タンパク質は全身の細胞(皮膚、血管、骨、臓器など)を作っているため、AGEが蓄積すると全身の老化や病気を引き起こします。
●見た目の老化:
肌のコラーゲンが焦げ付いて柔軟性を失い、シワ、たるみ、シミ、黄ぐすみの原因になる。
●血管の老化(動脈硬化):
血管の壁が硬く脆くなり、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まる。
●骨や関節の劣化:
骨のコラーゲンが劣化して骨質が低下し、骨粗しょう症になりやすくなる。
●病気のリスク:
糖尿病の合併症(白内障、腎症、神経障害)や、認知症のリスクを高める。
■AGEを溜めないためのポイント
●調理法工夫:「揚げる・焼く」より
**「生・蒸す・茹でる」**を選ぶ(例:唐揚げより水炊き)。
●血糖値を急上昇させない:
野菜から先に食べる(ベジタブルファースト)、ドカ食いや早食いを避ける。
●酸を味方にする:
肉を焼く前にレモン汁やお酢に漬け込んだり、食べる時に絞る(AGE発生を大幅カット)。
●果糖ブドウ糖液糖に注意:
ジュースや清涼飲料水に含まれる液状の糖分は、
普通のブドウ糖の約10倍のスピードで糖化を進めるため控えめにする。
一度できてしまったAGEは体内から排出されにくいため、
「作らせない・溜め込まない」生活習慣が若々しさと健康を保つ鍵になります。
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